家はほとんどの場合、誰かと長い時間暮らしていく場所として求められています。
自分ではない、誰かほかの人と生きていく場所です。
生きていくということは、変化していくということです。
子供は大人になり、大人は年を取り、個人も関係性も一定ではありません。
家も設備も経年劣化は避けられず、修理や買い替えも必要になってきます。
ですがその変化は、すべての家と人に、
同じ速度と方向性で起きるものでもありません。
暮らし方は生き方と似ています。
食べることを大切にしていますか?
食べることは未来の自分と誰かを創り、結びつきを左右します。
掃除を、整理整頓された空間を大切にしていますか?
変化に合わせて優先順位をつけ、創意工夫をして、心を整える作業です。
直さなくてはいけないことも見つかります。
家にとっても喜ばしいことです。
身に着けるもの、使うものは清潔で安全な状態ですか?
自分と誰かの体と自尊心を守ります。
暮らしを大切にしてください。
ご自分と誰かを大切にしてください。
私たちの造る家で、幸せに生きていただくことが私たちの願いです。